衝動性眼球運動とは、たとえば、左右に交互に点滅する光源を置いて、光源が光るたびにそれをパッと見るときの動きで、最高速度が一秒間に四〇〇〜六〇〇度にも達する速い動きとなる。飛越運動とは、読書中に観察される衝動性眼球運動のことである。衝動性眼球運動は。たんに「サッカード」と呼ばれることもある。一方、揺れている振り于に焦点を合わせて見つづけるような場合、眼球は振り子の動きに追従して滑らかな動きをすることになる。これが追従性限球運動で、その速度は、一秒間に三〇度以下である。読書中の眼球運動は、停留と飛越運動つまり衝動性眼球運動の繰り返しである。文字を読みとるのは、停留のときに行なわれていることはすでに述べたが。これまでの研究によると。衝動性眼球運動の素早い動きの中では、ほとんど文字を見ていない。
<関連サイト>
速読術の現状について