あったらいいな!PUEYブログ

気がつかなかった嫌な癖を発見

2010年12月23日

その寸前に「今日は忙しいので」と、自分の受け持ちの外来患者を他の先生に託してきたのだが、その私の患者が、ぼんやり突っ立っている私の前を、不思議そうな目で見ながら通過していくのである。イライラを通り越して、もう「あったまにきちゃう」という心境だった。この遅刻の原因は、女房の告白によれば、帯を一人で締めるのに苦心さんたんした結果だというのだから、のちに学校の先輩でもある叔母から女房が「平安朝」と呼ばれたのも当然だ。このように、恋愛時代には気づかなかったが、結婚してはじめて相手のさまざまな欠点に気づくということが、結婚したての夫婦の間では案外多い。たとえば、最近は婚前交渉が珍しくなくなっているから、そんなことはあまりなくなっているだろうが、はじめて床を共にして。相手は大変な鼾をかくことに気がついたとか、相手はお札を数えるときに。指をツバで湿してから数えるのが気になったとか、それまで気がつかなかったさまざまな嫌な癖を発見するようなことである。