「なかなか本が読めない」と嘆く代わりに、ほんの数分でも本をパラパラとめくって見出しだけ読むことで、あなたの読書意欲が高まったりします。また、見出し以外の情報も少しずつ入ってきます。もう一度、本をパラパラとめくりながら、見出し読みをしてみましょう。つい数分前に読んだときと、また違う印象を持つかもしれません。たとえば、あるキーワードがより鮮明に頭に入ってきたり、さっきは気にならなかった言葉が気になってきたり、本の流れが少し見えてくるといったことです。読んだのは先ほどと同じ見出しでも、1回目の見出し読みと、2回目のそれとは違ってきます。1回でも見出しに目を通したあなたは、それ以前のあなたと同じではありません。違うあなたが読書している以上、同じものを読んでも、その印象が変わるのはあたりまえのことです。このように見出しを読むだけでも、それを何回、何十回と繰り返すことで深い体験や学びがあります。そしてそこから本文全体への好奇心が高まります。これが速読術を身につけるはじめの一歩となるわけなのです。
(参考)
フォトリーディング速読法