あったらいいな!PUEYブログ

日本の都市は鉄の鉱山

2011年09月16日

人間は古くから武器や食器や祭具として木、石、青銅、鉄などのいろいろな素材を使ってきましたが、現在ではそのほかにアルミニウム、銅、鉛、亜鉛、ニッケル、クロムなどの各種非鉄金属やレアメタル、ガラス、各種繊維、天然ゴムなどから石油製品のプラスチック、合成繊維、合成ゴムなど、極めて多種多様な素材をその特性に応じた用途に使っています。それらの採取、加工、流通のために化石燃料エネルギーも大量に使われるようになっています。各種素材はエネルギーを使って利便性や耐久性の高い製品になり、現在の恵まれた生産や生活を支えているのです。それらを使用しないと、高度な文化生活はできなくなってしまっています。それらのうち、鉄、アルミなどの数種の金属は地表上にも比較的多く存在し、当面なくなることはないとみられますが、分離精錬のために大量のエネルギーを要します。通常、鉄は鉄鉱石から、アルミはボーキサイトから目的外の成分を分離しますが、それらは素材自身の値打ちよりもエネルギーを使ったことで値打ちが上かっているのです(ガラスも同様です)。